読書録

「世界のトップエリートが実践する集中力の鍛え方」読書録


おはようございます!!🔥

 

スケートの次に好きなのが読書ってことで、初の読書録を書いていきます!

平均、2日に1冊程度読んでるんですが、個人的に面白いと思った本だけレビューを書いていこうと思います🙌

 

まず記念すべき1冊目はこちら!!

世界のトップエリートが実践する集中力の鍛え方 ハーバード、Google、Facebookが取りくむマインドフルネス入門

 

瞑想には興味あるけど、やっぱりちょっと胡散臭いイメージがぬぐえない・・・

 

という方にお勧めの本です!

 



自分も科学的根拠が示されてないと信じないタイプなので、そういう方にお勧めの本です!!

瞑想の科学的根拠を書いた本をたくさん読んできましたが、一番体系的にまとまっている上に、実践的な本でした。

 

 

最近、アメリカの先進企業やトップスクールなどでは集中力と想像力を持った社員を育てる為に、瞑想の基本的なトレーニングを取り入れています。
世界的企業のインテルは、世界10万人の従業員に対し、9週間にわたる瞑想の基本的なトレーニングをベースとした、マインドフルネスプログラムの展開を行ってるそうです🔥
グーグル本社にも瞑想専用の部屋まで設置されていたり、ハーバード大学、スタンフォード大学、MBAでもマインドフルネスのカリキュラムが組まれているそうです。

 

世界のトップ企業、トップスクールで、なぜここまでマインドフルネスが注目されているのかですが、↓の効果が研究によってマインドフルネス瞑想で得られるとわかってます!

 

①健康の促進・・・炎症を抑えたり、免疫機能を高める

②幸福感の促進・・・ポジティブな感情を増進させ、不安を抑え、ストレスを緩和する

③人間関係の改善・・・相手の痛みがわかるようになり、感情的能力を高める。寂しさを減らす

④自己コントロールの促進・・・感情の制御力を高める。内省する力を高める

⑤脳の開発・・・灰白質を増やし、記憶力を高める。その他様々な脳の皮質の厚さを増やす

⑥生産性の向上・・・集中力と注意力を高める。マルチタスクの能力を高める。形にとらわれない考え方をする(IQの向上)

 

こういった事柄が瞑想によって得られるという科学的根拠がある為、瞑想という行為は脱宗教化されたものとなってきています。

 

日本ではまだまだ偏見がありますが、ヨガをする人の人口増加などで認知されつつあると思います。

 

これからの時代、瞑想はジムで体を鍛えるのと同じように、集中力を鍛える為の単純なトレーニングとして認識されてくると著者は述べてます🚀
この本では、単純に部屋でゆっくり瞑想する方法だけではなく、あらゆるシーンでのマインドフルネス実践法を書いてくれています。

(起床・通勤・出社・会議・ランチ・職場・休憩・退社・帰宅・酒席など・・・)

 

自分は、この3~4年間ほぼ毎日瞑想をしてきましたが、大きく変わったと思う事が2点!!

 

集中力の向上・・・本を読んだりスケートをしてても、めちゃくちゃ集中できるようになりました!意識が散ってしまっても、それに気づいて集中をコントロールする事ができるようになりました!!

 

感情に気づく・・・自分がいらっとしてしまった時に気づき、それを第三者的に観察し、上手く対処できるようになりました!

怒りというもののは、「〇〇はこうあるべき」という価値観が外的要因によって侵害された時にうまれると思います。

極端な例でいうと、車の運転中に横の車が急に無理やり割り込んできてイライラしたというとき。その時にイライラする理由は何個かあると思いますが

 

「安全運転するべき」や「こんな所に割り込むべきじゃない」

 

という価値観をもっていると、無理な割り込みをされた時にその価値観が侵害されて怒りとなり、一度そうなってしまうとクラクションを鳴らしてみたり、煽ってみたりと、怒りのパワーはかなり強いので、なかなか他の事を考えられなくなります。

 

そういう時に自分の感情を観察できると、「あ、自分はこういう価値観を持ってたんだ」という発見にも繋がって、めちゃくちゃ有益です!

 

話が脱線しますが、オールオッケー!っていう価値観を持ってる人は、まず怒る事はないってことですね🚀笑

逆に「〇〇はこうあるべき」という価値観が多い人ほど怒りやすいですね😰

 

 

ちょっと瞑想に興味がある人は、是非読んでみてください!

 

あんまりスピリチュアル的な事は書きたくないのですが、

瞑想の調子が良い時は重力から解放され、自分が光になったような感じがしてかなり心地がいいです。笑

 

 

 

この本の最後に、グーグル副社長語る、瞑想の総時間とどのような効果が表れたか書かれているのですが、それが面白かったので書いておきます!
50~100時間・・・心の落ち着きなど何らかの変化が実感できる
500時間前後・・・優しさや思いやり、寛大さといった、いわゆる善なることに自然と惹かれるようになった
1000時間以上・・・自由自在に平穏さや喜びを起こすことができるようになった。この段階では「成功があまり重要なことではなくなる」だそうです。

2000時間以上・・・別のスイッチが入るそうです。ここは非常に深淵な領域で、言葉では説明できないが、無我を発見できるそうです。
最後にこういう言葉で締めています。
「やってくる現世的な成功より、さらに先にはもっともっと甘い果実があるということ。是非瞑想を実践してほしい。」

 

結局、スピリチュアル?と突っ込まれそうですが、そのうちこういった事も科学的根拠を持つ時代が来るかもしれませんね!!

 

 

以上、

世界のトップエリートが実践する集中力の鍛え方 ハーバード、Google、Facebookが取りくむマインドフルネス入門

の紹介でした!!

 

 

毎日5分でもかなり効果があるので、是非実践してみてください🔥