営業&日常ブログ

能登のスケートパークの話


おはようございますっ!!

イッタですっ!!

 

石川県の方、これ見ました??

布袋寅泰さんと吉川晃司さんから寄付金 能登にスケボー施設開業へ

ニュースの内容を一部抜粋すると、

石川県は23日、スケートボードなどを楽しめるアーバンスポーツ施設を輪島市に開設すると発表した。布袋寅泰さんと吉川晃司さんのロックユニット「COMPLEX(コンプレックス)」からの寄付金約13億円の一部を活用する。オープンは11月1日で利用は無料。

 

という事。

画像はコレ。

まず、建物の規模的に体育館サイズなので、各エリアのサイズイメージはつくと思いますが・・・

あれ?って感じ😢

 

地元の子どもたちの遊びがメインにしても、もう少し練ってほしかったですよね。

建設費3~5億で、中間業者へのマージンで総額8億円くらいかなと思います。

一応チャットGPTに確認。

 

🧱 1. 建設費(実質原価)=3〜5億円

この部分は実際に建築・内装・設備・監理などに使われるお金。
地元業者への発注価格や見積りベースで見ても、

  • 建物本体:2〜3億

  • 内装・設備・空調・電気:1〜1.5億

  • 駐車場・外構:0.3〜0.5億
    合計3〜5億円で十分成立します。


🧾 2. 「中間マージン構造」が上乗せされる現実

公共案件(県・市案件)や下請け多層構造の建築では、
以下のような経路になります:

県・市(発注者)

元請けゼネコン(例:大林・清水・鹿島など)

一次下請け(地元工務店)

二次下請け(専門業者:電気・空調・配管など)

三次下請け(実施工・職人)

この構造の中で、
各階層で10〜20%のマージンが発生するため、
最終的に原価の1.6〜2.0倍になるのが一般的です。


💰 3. それを踏まえた現実的な積み上げ

項目 割合 金額(3億原価) 金額(5億原価)
元請けマージン(管理費含む) +25% 3.75億 6.25億
設計・監理・諸経費 +10% 4.1億 6.9億
入札調整・再見積・変更対応 +10〜15% 4.5〜4.7億 7.5〜8億

最終的に「8億円」請求」というのは十分あり得るライン。

地元の子達の遊び場を作るにしても、もう少し練って欲しかったな~って。

時代の流れは「アーバンスポーツ」。

時代を象徴している感じはするけど、

そもそも、「地元の子どもたちはアーバンスポーツを求めているのか?」

その根っこの部分から考えてほしかったなって。

輪島市の子どもの割合は、もう7%前後。

「アーバンスポーツを体験して夢を持つ」以前に、

遊びの基礎体験すらできていない子も多いと思うんですよね。

税収もそんなに多くないはずなので、公園等の設置が追いついていないという意味で。

100歩譲って、他の市や県外から人を呼べるような施設であれば、

例えばスケートに限っていえば、

上手いスケーターの姿を見るだけでも、地元の子は「練習してああいう風になりたい」

と思えて、いい循環ができて施設の価値がもっと高まると思ったり。

でも、この図面をみて、普段からスケートしてる人が「行きたい」とは正直思わないですもんね。

残念。

せっかく寄付金をしてくれたCOMPLEXに、勝手に申し訳なくなってます😂

といっても、ここまで言ってあれですが、

外から見てるだけの自分が偉そうに言うのも違うので、そろそろやめておきます。

最後までグチグチ言うだけなのもあれなので、自分の考えを置いておくなら、

アーバンスポーツの前にまずは、

「室内に遊具を置きまくった唯一無二の全天候型遊び場」

そういう原点に帰る場所の方が、

この施設の50倍は子どもたちが集まる気がします。

アーバンスポーツはそんな基礎的な遊びがあってからじゃないかなって。

とか偉そうにここまで言ってますが、

当事者になるとアイディアが湧いてこない気持ちや、

色んなしがらみで嫌々推し進めてる方もたくさんいるってのが、

痛いほど分かります😂

そんなアンチコメントをしまくった手前、めちゃくちゃ貼りづらくなっちゃったのですが・・・

(笑)

ブログを書く段階で、これをオチにしようと決めていたのですが、

前半の話を盛り上げすぎて、ただの自虐になってしまった感じがヤバい。

一応説明させて頂くと、前回のバンクが短い割に急で、かなり難しかったので、

リメイクしました🙏

かなり遊びやすくなったり、初心者の子もプッシュで超えられるような高さに。

今日のブログを一言でまとめると・・・

(自分擁護の為に)

「小さく失敗して、改善」を回し続けろ

って事で。頑張ろ。

では、今日も一日よろしくお願いします👋笑